No.044 Last Up Date 2001,6,10

kayo.jpg (11539 バイト)
山口華楊回顧展
大丸京都店
会期 1999,2,04-2,16
休館 会期中休館日
料金 800円

 



guide
 

生誕100年記念
山口華楊回顧展

 生命を描き続けた日本画の巨匠山口華楊(1899−1984)は京都に生まれ、12歳で西村五雲に師事し、17歳の若さで文展に初入選しました。その後、帝展、新文展、日展を舞台に活躍。1981年には文化勲章を受賞するなど日本画壇の重鎮としての地位を確立しました。
 画伯は動物や花を静かな目で見つめ、『生きているものの美しさと生命の不思議さ』を生涯にわたり追求しました。京都画壇の伝統的な写生の精神を深めながら、近代的な感覚を織り込んだ花鳥画や動物画を生み出し、その生命感あふれる作品は今も多くの人々を魅了しています。
 本展では、山口華楊の生誕100年を記念し、初期から晩年に至る代表作約60点と新たに発見された作品や大下絵、小下絵をあわせて紹介し、70余年に及んだ画業の全容をたどります。」(同展チラシより)

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作品
 

出品作品

黒豹
青柿
日向
朝露
幻花

ほか

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会場風景
 
訪れたのは、2月8日の夕方近く。会場は6.7分入りといった程度。
年配の女性が三分の二近くで、あと年配の男性、若い女性、学生が少しといったところ。
色のうつくしさを称賛する声と、技術的な話、「この背景の感じがなかなか描けないのよ」といった声が聞こえていました。

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感想
 

ご感想などお寄せください。

いわやん(京都)
 実は、かなり期待して行ったのですが、結果は、期待ほどではありませんでした。
 代表作数点は、これまでにほとんど観たことのあるもので、その他の作品については、手抜きとまでは言わないにしても、いささか散漫な感じがあったからです。ちょっと量産し過ぎたのではないかとか、作品によっては、必要以上に大画面に仕立ている・・・といったことが気になりました。それから、色使いや、ぼかし方などは見事なのですが、情緒的な美に流れているような、そんな面が目につきました。
 批判的な事ばかりいいましたが、逆に言えば、私のほうが山口華楊の目指していたところにフォーカスできなかったということで、その意味でも、空振りでした。

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展覧会のスケッチ

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