ムンク版画展

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munku.jpg (18976 バイト)


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「ムンク版画展

『叫び』の画家として知られるエドヴァルド・ムンクは、今から100年ほど前、19世紀の世紀末に芸術上のピークを迎えました。生きることの不安、死への恐怖、愛の苦悩、新しい世紀の夜明けを目前にして人々が漠然と抱いていた感情に、ムンクは、これらのテーマを絵画として表現することによって具体的な形を与えました。
ムンクこそは、まさにヨーロッパの世紀末を代表する芸術家の一人であったのです。
ムンクは、また版画家としてもおびただしい数の傑作を残しました。それらの多くも、1890年代後半に制作されました。
『骸骨の腕のある自画像』、『病める子』、『死の部屋』、『嫉妬』、『ヴァンパイア』、『マドンナ』、そして『叫び』などは、すべてこの時期の作品です。
孤独、病気と死、エゴイズム、性の苦悶など、私たちの誰もが抱えながら直視することを避けている人生の問題を、ムンクは鮮烈に、深く、重く、時にはあからさまに表現しました。ムンクが版画の上に刻印した世紀末の不安は、実は、人間である限り、時代や民族にかかわりなく、常にあらゆる人の心に湧く黒い雲なのです。そして、このような普遍的な主題を描き出したところにこそ、ムンク芸術の重要性があると言えるでしょう。
今回の展覧会に出品されるすべての版画は、ワシントンのエプスタインファミリー・コレクションの特別の好意により貸与されたものです。ムンクが初めて版画を制作した1894年から1930年代にいたる127点の出品作は、彼の芸術の本質を余すところなく表すものであり、彼の生涯の軌跡を示すものでもあります。
今、私たちは、20世紀の世紀末の波動の中に身をおいています。100年前の世紀末に生きたこのノルウェーの芸術家が、これらの版画を通じて語りかけてくる声に耳を傾けてみれば、そこに私たちへの示唆を見出すことが出来るかもしれません。」(同展チラシより)

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主な展示品

『桟橋の上の少女たち』
『叫び』
『ヴァンパイア』
『その翌日』
『孤独な人』
『接吻』
『メランコリー』
『マドンナ』
『病める子』



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会場風景

 


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会場 京都国立近代美術館
会期 99年2月02日〜99年3月22日
入場料 一般1200円、高大生900円
会期中休館日 月曜日、但し、3月22日は開館

 


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